株券売買の注意点

株券売買を行って資産運用などを行っていく場合には、その取引について注意をしなくてはならない事柄があり、場合によっては処罰を受ける事もありますので、こうした注意点をよく確認しておく必要があります。

まず最も基本的な事として、株券売買などの取引ルールの以前に、投資を行う際の心構えをどのように持つのかが重要になります。
株券売買は投資取引になりますので、思い付きや雰囲気などで取引を行ってしまえば、自信の大切な資産をあっと言う間に失うことになります。

特に、日々の生活にかかわるような資金を投資してしまい、これが失われてしまえば生活が成り立たなくなってしまうため、株券売買は必ず余剰資金を利用して行い、生活費などとは分けて取引をするようにしましょう。

また、大切な資金を投資するのですから、面倒がらずに株銘柄の企業の動向や株式市場の状態、経済ニュースやトピックスなどには必ず目を通し、情報を集めて知識を高めるようにしましょう。
直感や雰囲気だけで取引が成功することもありますが、投資取引は一回ごとの取引の成功を競うものではなく、半年、一年と長く何度も取引を繰り返していき、その結果としてトータルで資産が増えたか、減ったかという点で成功か失敗が決まります。

株券売買での投資は、多くの場合が株式市場の相場変動を利用したものであり、相場の予測は難しく100%的中させることは不可能で、必ず取引を失敗することがあります。
こうした事を踏まえて、株券売買を行う心構えとして、取引を成功させるときの利益は大きくしていく、取引が失敗しそうな場合には自ら損失を引き込むようにして極力小さな損失で済ませるようにするという、利大損小を心掛けていくことが必要になるでしょう。

こうした取引上の心構えの他には、株式市場で行ってはいけない取引ルールというものがあります。
こうした注意点を守らないで取引を行った場合には、証券会社側から取引停止が行われたり、また証券取引法の違反として処罰を受ける事があります。

例えば、株券は企業が発行するものですが、この企業の内部者であれば企業が行う株価格に関連するような情報を市場に公示する前に知ることができます。
こうした事を知りながら、公示前に株券売買を行った場合にはインサイダー取引とみなされて重い処罰を受ける事になります。

もちろん、この内部者からそうした情報を事前に聞いていた場合には、同じく処罰を受ける事になるために、意図的に利益を求めようとして株券売買をおこなったのではないばあいでも、それによって得た利益は没収され、懲役刑や罰金刑が科せられることになりますので、こうした禁止行為は必ず確認をして把握しておくことが必要なのです。